FC2ブログ

千葉 ペット供養 ペット葬儀

福島第一原子力発電所の事故による原子力災害に伴う放射性物質による汚染が、動物の身体に及ぼす影響と汚染への対応法について(緊急的暫定措置)
2011 年4 月1 日

夏堀雅宏(日本動物高度医療センター院長・放射線科長)
国内で未曽有の原子力災害が東北・関東大震災後にもたらされた。獣医師がこれによる風評被害の進行防止と,放射性物質による汚染や放射線に対する考え方,および汚染した動物に対する具体的な手順を実行することで公衆の安全と適切な飼育動物への対応を通じて公共の福祉を実践するための緊急的暫定措置として下記案を提案する。

1 はじめに
私たちは生まれる前から、地球上または宇宙からほぼ一定量の放射線にさらされ続けている。放射線を浴びることを「被ばく」とするなら、私たちは太古の昔から日々、常に被ばくし続けている(年平均で約4mSv 程度。X 線検査等の医療行為も含む。)と言える。また,私たちの体は人間の寿命をはるかに超え、死後も消えることのない半減期13 億年という放射性物質(K-40)が体重60kg あたりおよそ4,000Bq(毎秒4,000 回の原子壊変で放射線を放出も含んでいるという事実も予め承知しておきたい。一方で,このところ盛んに報道される「被ばく」の多くは、直接生命に関わることのない被ばくである。したがって、まずは以下の内容を確認したい。

イヌとネコの放射線影響は,人と大きな違いはありません
福島第一原子力発電所の事故に伴う環境中放射性物質の被ばくによる短期的影響は現時点では無いと考えられています。※大気中の空間線量率(一時間当たりの線量)は、爆発など原子炉から大量に放出される場合にのみ一時的に上昇しますが、急速に減少します。また、原子炉から遠く離れた避難域外ではこれによる生体への影響は無視できる範囲です。したがって、専門機関の発表以外のマスコミ報道や噂などに一喜一憂しないようにすることが大切です。参考:3/15-31 現在0.08-0.15Sv/h 川崎市高津区の多摩川土手付近(夏堀測定)